dAMeEのツボ 15(だめもと2)
「Oceanfront」はJunky Funk 1st CD 「Jack-in-the-Box」 に収録されている松井秋彦氏のオリジナル曲です。
この曲も先ほどの「Ondo Ondo」と同じく、5連符、7連符をメインのビートに大胆に使ったダメおやじプロジェクトの元になっているので、dAMeEにカテゴライズしてみました。ジャズ・スタンダード曲を妙なビートに乗せるダメおやじプロジェクト「Standard Time」とは別物なのですが、あえて。
ピアノ・アドリブの後半から後テーマに入ったあたりまでの動画です。
アドリブ・パートはコード進行と5連符系か7連符系のどちらのビートでプレイするかがあらかじめ決められているのですが、本来5連符系のところをピアノ・アドリブにあわせて、任意でバッキングも7連符系ビートになっている所です。部分的に7連符5つ取りなんかも決まってますね!
テーマに入る前のバンプには5連符系に戻り、ドラムは装飾的に、10連符等で<(クレッシェンド)、>(デクレッシェンド)なプレイをしています。一応、波打ち際な感じを狙ってみました、はい(自己申告)。
これらのアンサンブルは実にさり気ないようですが、どこに行っても簡単に出来るわけではありません。というか、普通は破綻してしまうでしょう。
平泳ぎ金メダリスト北島選手の平井コーチは決勝前に「勇気を持って、ゆっくり泳げ」とアドバイスしたそうです。←なんとなく、思い出しただけです、はい。
というわけで、2008年8月26日 Junky Funk at 目黒ブルースアレイでの演奏。「変ビート」の起源はやはり海だった!?「Oceanfront」。
「080826ocean01-iPhone.m4v」をダウンロード(5.8MB)
「080826ocean01-iPhone-cell.3gp」をダウンロード(616KB)
Junky Funk:松井秋彦(p,key)、音川英二(ts)、岡田治郎(b)、嶋村一徳(ds)
Jack in the Box アーティスト:Junky Funk |
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そうか!大変斬新で美しいドラムソロと思っていましたがクレッシェンドとデクレッシェンドが、波の表現とは言われてみて初めて気付きました〜!!
その「Oceanfront」といえば、以前、ソプラノに持ちかえた音川さんが、息継ぎ無しで水底をたゆたうようなソロをされていたのが忘れられません。さしずめ無呼吸泳法でしょうか?
海は松井さんの創作を介して伝説のパフォーマンスを生み出しますね。
投稿: kamono | 2008年9月 3日 (水) 12時44分
kamonoさんまいど〜
ささやかに自己申告の甲斐があったです。
音川さんはああいう時、口で吹きながら鼻で吸ってるんですよね。
なんちゅう器用な。
投稿: メガロンi徳 | 2008年9月 3日 (水) 22時31分