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Giant Steps / 駄目おやじスタンダード・セッション

2010年5月18日 駄目おやじスタンダード・セッション at インエフ の様子をYouTubeにアップしました。
テンポの速い4ビートに多い転調(コルトレーン・チェンジ)で有名な「Giant Steps」を、4拍子+3拍子、4拍子+3拍4連符、速い4拍子、の3種類にビート・チェンジしつつプレイしてます。

音川英二(ts)、鈴木よしひさ(g)、岡田治郎(b)、嶋村一徳(ds)

Damee_giant_steps_2
リズム譜面:「dAMeE_Giant_Steps.pdf」をダウンロード

至れり尽くせりの豪華リズム譜面を作成してみました。参考にご覧下さい。

ビート・パターン1は、4拍子と3拍子、交互にプレイします。大きく7拍子としてもオッケーです。この時リズム隊は主に2分音符で、2ビートのフィーリングでプレイしています。3拍子の所が付点4分音符で、ちょっと速い2ビートのようになってます。これは、オーソドックスなジャズ・ワルツによくある感じです。

ビート・パターン2は、4拍子と3拍子のまま、3拍子部分を3拍4連符でプレイします。この時リズム隊は主に4分音符、付点8分音符で4ビートのフィーリングでプレイしています。3拍子の所が、ちょっと速い4ビートのようになってます。これは、コンテンポラリーなジャズ・ワルツによくある感じ(笑

ビート・パターン3は、それまでの付点8分音符を4分音符としてテンポチェンジします。ちょうど3拍4連符の速さでメトリック・モジュレーションすればいいわけです。拍子は4拍子になります。ここのフィーリングはコルトレーンのGiant Stepsとほぼ同じになります。


このアレンジで一番難しい所はテンポ・チェンジです。ここはスケール(タイム)が変わるので、アンサンブルが崩壊しないよう皆が注意しなければいけません。今回セッション一番の難関かと思われましたが、さすがに皆うまく乗り切ってますね〜 Junky Funkでやってた時は、たまにビミョ〜に失敗してましたけどw

サックス・アドリブの最中にドラムがバシッと休んだりしてみたのですが、その後ギター・アドリブの最中にベースがフッと休んだりしていて、ブレイクの応酬が楽しめます。

ベース・アドリブは1コーラスずつビート・チェンジしていて、ちょうど上の譜面の構成でプレイしてます。この構成でこのアドリブはかなり超絶技巧、スリリングですね〜 じろさん、凄い!


関連記事>
リンク: dAMeEのツボ 2.1(3拍4連Mモジュレーション): メガロン一刻.
リンク: dAMeEのツボ 2(3拍4拍子): メガロン一刻.
リンク: 定石を刻む: メガロン一刻.
リンク: 4連符、8連符: メガロン一刻.
リンク: Re: パフュームのポリリズム: メガロン一刻.

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コメント

今頃、ですが面白かった〜!

kamonoさんどうも〜
そちらでもトライしてみてくださいね!もっと面白いですから。

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